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国家統計局:10月購買マネージャ指数は下落

2022/10/31 13:01:00 0

PMI



2022年10月31日、国家統計局サービス業調査センターと中国物流・購買連合会は中国購買マネージャー指数を発表した。これについて、国家統計局サービス業調査センターの趙慶河上級統計士が解読した。

10月、国内の疫病多発などの影響を受けて、中国の購買マネージャー指数はやや下落し、その中で製造業の購買マネージャー指数、非製造業のビジネス活動指数と総合PMI産出指数はそれぞれ49.2%、48.7%と49.0%で、我が国の経済回復発展の基礎はさらにしっかりしなければならない。

一、製造業購買マネージャー指数が低下

10月、製造業PMIは49.2%に低下し、調査した21業界のうち、11が拡張区間に位置し、製造業の景気面は全体的に安定している。

(一)生産需要の両端が減速している。10月の生産指数と新規受注指数はそれぞれ49.6%と48.1%で、前月より1.9と1.7ポイント低下し、製造業の生産と市場需要の景気度はいずれも下落した。業界の状況を見ると、農副食品加工、石油石炭その他の燃料加工、医薬、自動車製造などの業界生産指数と新規受注指数はいずれも2カ月連続で拡張区間に位置し、生産需要は増加を維持している。紡績、木材加工及び家具製造、化学繊維及びゴムプラスチック製品などの業界の2つの指数はいずれも5.0ポイント以上低下した。

(二)価格指数は連続的に回復した。主要原材料購入価格指数と出荷価格指数はそれぞれ53.3%と48.7%で、前月の2.0と1.6ポイントを上回った。そのうち主要原材料購入価格指数は2カ月連続で拡張区間に位置し、製造業の原材料購入価格の全体的なレベルは前月より引き続き上昇した。業界の状況を見ると、農副食品加工、石油石炭及びその他の燃料加工などの業界の主要原材料購入価格指数と出荷価格指数はそれぞれ60.0%と53.0%を上回り、原材料購入価格と製品販売価格は同時に上昇した。紡績、木材加工、家具製造などの業界の2つの価格指数はいずれも臨界点を下回り、市場価格は下落した。

(三)大企業は拡張を維持する。大手企業PMIは前月比1.0ポイント低下の50.1%と拡大を続けている。そのうち、生産指数は51.3%で、6カ月連続で臨界点を上回り、大手企業の生産は伸び続けている。中小企業PMIはそれぞれ48.9%と48.2%で、前月より0.8と0.1ポイント低下し、引き続き臨界点以下に位置し、中小企業の生産経営圧力が高まっている。

(四)多くの業界は安定していると予想されている。生産経営活動の予想指数は52.6%で、景気区間に位置し、製造業の回復発展の予想は全体的に安定している。調査した21業界のうち、13の生産経営活動の予想指数が臨界点を上回っており、その中で農副食品加工、鉄道船舶航空宇宙設備、電気機械器材などの業界の生産経営活動の予想指数は58.0%以上の比較的高い景気区間に位置し続け、企業は最近の市場発展に対する自信が相対的に強い。

調査結果によると、今月の高エネルギー消費業界で市場需要の不足を反映した企業の割合は56.7%で、全体の3.9ポイントを上回った。高エネルギー消費業界PMIは48.8%で、前月より1.8ポイント低下し、収縮区間に低下したことが製造業景気の下落の主な原因の一つである。

二、非製造業のビジネス活動指数が下落

10月の非製造業ビジネス活動指数は48.7%で、前月より1.9ポイント低下し、臨界点を下回り、非製造業の回復態勢が鈍化した。

(一)サービス業市場の活性度が弱まる。10月、国内では疫病が多方面にわたって頻発し、サービス業のビジネス活動指数は47.0%に低下し、前月の1.9ポイントを下回り、サービス業の景気水準はやや下落した。業界の状況を見ると、小売、道路輸送、航空輸送、宿泊、飲食、賃貸、ビジネスサービスなどの接触集約サービス業界のビジネス活動指数は低位に下落し、業務総量は低下した。電信放送テレビ及び衛星伝送サービス、通貨金融サービスなどの業界ビジネス活動指数は引き続き55.0%を上回り、業務総量は比較的速い成長を維持している。市場予想を見ると、業務活動の予想指数は56.7%で、先月の0.6ポイントを上回った。その中で、郵便、インターネットソフトウェア、情報技術サービスなどの業界は「双十一」の販売促進活動の接近などの要素に牽引され、業務活動の予想指数はいずれも60.0%以上の高位景色区間に位置し、企業の予想は良好だった。

(二)建築業は比較的に高い景気水準にある。建設業のビジネス活動指数は58.2%で、前月の2.0ポイントを下回り、依然として高い景気区間にある。このうち、土木工事建設業のビジネス活動指数は60.8%で、2カ月連続で高位景気区間に位置し、工事建設工事の進展が着実に進み、業界の生産活動の拡張が加速していることを示している。市場予想を見ると、業務活動予想指数は64.2%で、最近の高値で、建設業企業の業界発展に対する楽観度が向上した。

三、総合PMI産出指数が臨界点を下回る

10月の総合PMI産出指数は49.0%で、前月より1.9ポイント低下し、臨界点以下に落ち込み、我が国企業の生産経営活動が全体的に減速していることを示した。総合PMI産出指数を構成する製造業生産指数と非製造業ビジネス活動指数はそれぞれ49.6%と48.7%であった。


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